世界遺産「平城宮跡」を横断する近鉄奈良線が移設 2060年度完成目指す「開かずの踏切」対策
奈良県と奈良市、近畿日本鉄道は25日、奈良市にある世界遺産「平城宮跡」を横断する近鉄奈良線の線路を移設することで合意した。 総事業費はおよそ2000億円を想定、用地買収や工事に約40年かかると想定している。
今回初めて3者が合意した移設案は、近鉄大和西大寺駅から宮跡西側まで高架化し、いったん地上に降りた後、宮跡南側から近鉄奈良駅まで地下化する計画。 記者会見した荒井正吾知事は線路移設について「踏切での渋滞や事故をなくし、平城宮跡を守ることにもつながる」と強調した。
今後、復元された朱雀門など歴史を感じられる景観が車窓から見られなくなる。








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